補聴器の種類について(形の違い)

耳かけ型

耳の上にかけて使用するタイプの補聴器。補聴器というとこのタイプを思い浮かべる方が多いと思います。近年は小型化が進み、色もカラフルになってきています。

価格85,000円~(1台)

RIC型

スピーカー部分が分離されているタイプ。チューブを通る事による音の共鳴などの影響を受ける事なく鼓膜に音が届きます。近年このタイプの使用率が増えています

価格118,000円~(1台)

耳穴型

耳穴に補聴器部分をすべておさめて使用するタイプの補聴器。その為、比較的閉塞感を感じやすい。一方、メガネやマスク使用時の邪魔になりづらい点が長所。

価格108,000円~(1台)

ポケット型

本体をポケットに入れて使用するタイプの補聴器。コードつきで邪魔になりやすく、不要な音が入りやすい。操作が比較的取り扱いしやすい点が長所。

価格40,000円~(1台)


便利な周辺機器

スマートフォンとの接続

電話や音楽を直接補聴器で聞くことができます(主にiPhoneなどのApple製品)

ダイレクトに明瞭な聞き取りが可能です。その他に音量調節や紛失した場合にGPSで補聴器を探してくれるなどの便利機能を搭載。中には健康管理や翻訳機能をしてくれる補聴器もあります。

写真はlivioシリーズ(starkey)

※対応する補聴器の使用が必要

クロス補聴器

補聴器を使用しても効果が得られにくい・聞こえにくい耳の音情報を聞こえやすい側の耳に転送するタイプの補聴器。今まで気づきにくかった聞こえにくい側の音情報が聞こえやすい側の耳に入ってきます。

写真はフォナック クロスB(phonak)

※別途、良い方の耳への補聴器装用が必要

テレビを聞きやすく

テレビの音声を直接補聴器で聞く事ができます。

まわりの騒音に邪魔される事なく明瞭に聞きやすくなります。補聴器を使用していてもテレビのボリュームはついつい大きくなってしまいがち・・・。

そんな時に周囲の人への影響なく、適切な音量でテレビを楽しむ事ができます。

写真はテレビアダプター3.0(oticon)

※対応する補聴器の使用が必要

充電式補聴器が登場

通常補聴器は電池交換が必要ですが(機種によりますが5日~3週間に1度必要)充電タイプの補聴器が最近発売されています。電池交換不要の為、経済的。小さな電池を交換する手間が省くことができる点などがメリットです。

写真はリサウンドワン・ワンマリー(GN ReSound)