補聴器を知ろう

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補聴器の形とタイプ

形の違い

⽿にかけるタイプの「⽿かけ型」と⽿⽳におさめる「⽿⽳型」の2種類に⼤きく分けられます。
形の⼤きさや特徴によって、それぞれ細かく分類されます。

既製タイプとオーダーメイド

顔の形が違うように耳穴の形は人によって様々です。(細い-太い・小さい-大きい・丸い-楕円形・曲がり具合) 補聴器には、耳型に合わせて作成するオーダーメイドタイプと出来合いの耳栓(S・M・Lなど)で対応する既成タイプがあります。
聴力にもよりますが、基本オーダーメイドタイプがおすすめです。
  • 既製タイプの補聴器
    既製タイプ
  • オーダーメイドの補聴器
    オーダーメイド
耳かけ型
聴力やご希望に応じて既製タイプとオーダーメイドタイプのどちらかを選びます。
耳穴型
オーダーメイドタイプが一般的です。(一部既製タイプもあります)

電池タイプと充電タイプ

  • 電池タイプの補聴器
    電池タイプ
    電池の交換が必要なタイプです。補聴器と電池の大きさに比例して交換頻度が変わります。(1〜3週間に1回)
  • 充電タイプの補聴器
    充電タイプ
    充電して使用するタイプです。一晩充電しておくと、次の日1日使用できるようなイメージです。
耳かけ型
聴力やご希望に応じて既製タイプとオーダーメイドタイプのどちらかを選びます。
耳穴型
充電タイプは4メーカーが取り扱いあり。電池タイプに比べて形状がやや大きめ。

型ごとの特徴

1耳かけ型

❶-1耳かけ型(BTE)

電池充電
  • 耳かけ型補聴器 BTE
  • 耳かけ型補聴器の装着状態
本体部分を耳にかけ、チューブとつながっている耳栓を耳に入れて使用する補聴器。
あらゆる聴力に対応できるバランスの取れた万能タイプです。
補聴器というとこれを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
良い点
取り扱いがしやすく、価格帯も幅広い
高出力で電池も長持ち
悪い点
他タイプに比べると目立ちやすい
マスクの着脱に注意が必要
こんな方に
取り扱い重視される方、見た目を気にしない方
軽度から重度まで幅広く対応

❶-2小型耳かけ型(RIC・RITE)

電池充電
  • 耳かけ型補聴器 BTE
  • 耳かけ型補聴器の装着状態
本体部分を耳にかけ、細いワイヤとつながっている耳栓を耳に入れて使用する補聴器。
耳穴型と同様にスピーカーが耳栓に内蔵されている為、耳かけ型に比べて音が直接鼓膜に届きやすく音質が良いのが特徴です。耳かけ型と耳穴型の良いところを合わせた、良いとこどりの補聴器と言えます。
良い点
耳栓の自由度が高く、つけ心地が良い
聴力に応じて耳栓やスピーカーの交換可(自由度が高い)
悪い点
スピーカーの故障(断線等)に注意が必要
マスクの着脱に注意が必要
こんな方に
装用感の良さを重視される方、見た目を気にする方
軽度から高度まで対応

2耳穴型

耳の中に全ておさめる補聴器です。メガネやマスクの邪魔になりにくく、汗の影響も比較的受けにくいのが特徴です。

❷-1耳穴型(ITE・ITC)

電池充電
見た目より操作性を重視した取り扱いのしやすい耳穴型。手動のボリュームや充電タイプなど選択肢も幅広いです。
  • 耳かけ型補聴器 BTE
  • 耳かけ型補聴器の装着状態
ITEタイプ
⾼出⼒で電池が⼤きく⻑持ち。形は⼤きめ
  • 耳かけ型補聴器 BTE
  • 耳かけ型補聴器の装着状態
ITCタイプ
標準的な⽿⽳型。ITEと⽐べて形は⼩さめ
良い点
耳に入れやすく電池交換もしやすい
耳から補聴器がはずれにくく安定感がある
悪い点
つけ心地に少し慣れが必要
横から見た時に目立ちやすい
こんな方に
操作性や安定感を重視される方
軽度から高度まで対応

❷-2小型耳穴型(CIC・IIC)

電池
最初は密閉感を強く感じる場合もありますが、音の入り口が実際の耳と同じ条件になる為、本来の耳が持っている集音効果が最大限に得られます。
  • 小型耳穴型 CIC
  • 小型耳穴型補聴器CICの装着状態
CICタイプ
⽿⽳の中にすべてをおさめるタイプの補聴器
  • 小型耳穴型 IIC
  • 小型耳穴型補聴器IICの装着状態
IICタイプ
CICタイプと⽐べてより⼩さく、
より奥に収まるタイプ
良い点
ほとんど補聴器をつけている事がわからない。
音質の良さ。電話の聞き取りも比較的対応しやすい。
悪い点
電池タイプのみ(充電タイプの対応なし)
電池寿命が短い(長くて1週間) ワイヤレス通信不可
こんな方に
とにかく目立たないものを希望する方
軽度から高度まで対応

補聴器の価格差

価格について 判断のヒント
形による価格差はあまりありません
価格の差は主に補聴器内部に搭載されている性能による違いが大きいです。その為、耳かけ型も耳穴型も形によって価格差はあまり大きくありません。充電式の場合は充電器の分の費用が必要です。電池式は充電式の費用は不要ですが、電池の費用が必要となります。
また耳かけ型でオーダーメイドの耳栓を作成する際には別途費用がかかります。(9,000〜15,000円程度)
チャンネル数が価格に影響します
チャンネル数 チャンネル数とは、周波数(低い音から高い音まで)を何分割して調整するかの数です。(例:8チャンネルなら8分割) チャンネル数が多ければ多いほど、より詳細に音の処理や性能を発揮しやすくなり、同じ機能でも精度が高くなります。
各メーカーによってベストのチャンネル数は違うものの、上位機種になればなるほどチャンネル数が多くなることは共通しています。
価格の差で聞こえはどう違う?
補聴器の価格は1台78,000円から680,000円までと非常に幅広いです。
性能と価格が上がるほど、聞き取りづらい場面での聞き取りに対応しやすくなります。また、騒音を抑える機能や言葉をより聞きやすくする機能が強くなります。
試聴されたお客様の感想で多いのは上位機種ほど「より自然に聞こえる」という評価をいただく事が多いです。聞こえや音質にこだわりのある方や騒がしい場所や聞き取りづらいシビアな場面での聞き取りを重視する場合などは、上位機種を検討される方もいらっしゃいます。
求める聞こえと予算が合っている事が一番大事
低価格の補聴器が決して悪いというわけではありません。低価格の補聴器には低価格なりの良さがあります。
当然ながら上位機種と比較すると性能やできることに限りがあるわけですが、その聞こえにご自身が満足できればOKなわけです。
また、どの補聴器を選ぶにしても聴力に対して補聴器の設定や調整が合っている事が重要な大前提です。
求める聞こえと、ご予算を踏まえて認定補聴器技能者がベストな聞こえをご提案いたします。
お日様イラスト

比較してみよう

様々な補聴器
性能によってどのくらい聞こえ具合が違うのか?は実際に比較してみていただくのが一番良いと思います。
当店ではご購入前に1ヶ月補聴器を体験できる期間がございます。実際に聞き比べてみる事によって、最適な補聴器を選ぶ機会にしていただければと思います。長く愛用できる補聴器を一緒に探しましょう。

補聴器の機能

代表的な補聴器の機能

概ね、どの補聴器にも搭載されている
機能となります。
  • 騒音抑制
    騒音抑制

    ⾔葉の聞き取りに不要な雑⾳(騒⾳)を抑えて、⾔葉を聞き取りやすくする機能。

  • ハウリングキャンセラー
    ハウリングキャンセラー

    補聴器の⽿栓部分と⽿の⽳の隙間から⾳が漏れることによるピーピー⾳を抑えます。

  • 指向性
    指向性

    前側・後ろ側のダブルマイクで騒⾳⽅向から⼊る⾳を抑える機能。相対的に⾔葉を聞きやすくします。

  • 両耳間通信
    両耳間通信

    ⾔葉の⽅向にフォーカスしてくれる機能。左右前後のマイクで通信しあって⾔葉を聞き取りやすくします。

便利な補聴器の追加機能

近年の補聴器は⼤変役に⽴つ便利な追加機能がたくさんあります。中には、高額な上位機種にするよりも、便利な機能を利用した方が聞こえのご要望に見合う形が実現しやすいものもございます。お客様のご要望により、ご提案させていただきます。
  • テレビの強化オプション購入
    ボリュームがついつい大きくなってしまいがちなテレビの音声を直接補聴器で聞く事ができます。まわりの物音に邪魔される事なく離れても聞こえが損なわれません。周りの人への影響なく、適切な音量でテレビや映画を楽しむ事ができます。
  • ロジャー(デジタル補聴援助システム)オプション購入
    騒がしい場所・音の反響が激しい・距離が遠すぎて聞こえづらいなどの悪条件での聞き取りを強化します。会議や学校の授業・職場の研修・銀⾏の窓⼝やカウンター越しの会話などあらゆる場面で役立ちます。
  • クロス補聴器オプション購入
    片耳の難聴で補聴器を使⽤しても効果が得られにくい場合や左右の聴⼒差が⼤きい⽅向けの補聴器。聞こえの悪い⽿⽅向からの⾳を聞こえの良い⽿へ転送することによって聞こえの幅を広げます。
  • アプリ(ボリューム調節・GPS・健康管理)
    音量調節やプログラムの切り替えをアプリで操作する事ができます。補聴器紛失時のGPSでの捜索、健康管理、ご家族見守り機能 ・転倒通知や翻訳等多様な機能を搭載している補聴器もあります。
  • Bluetooth(電話や音楽)
    電話や音楽の音が直接補聴器の中から聞こえます。両耳の補聴器の場合はより臨場感があります。マイクがついている場合はハンズフリーで電話をする事もできます。
  • 自動音設定切替機能
    静かな場所から騒がしい場所、音楽を聞いている時など。
    それぞれ最適な音の設定は違います。いろいろな場所に応じた最適な音に自動で設定を切り替えてくれます。